今の仕事を始めてから、思うようになった事。

私は、2004年に、当時勤めていた企業でのパワーハラスメントが原因で、統合失調症を発症し、14年目になります。

この間、病気を伏せて、転職を繰り返したものの、長続きせず、7年~8年前の頃が最も酷く、企業によっては、書類選考や合同面接会の一次面接だけで不採用の烙印を押される事や、地元のハローワークの専門援助部門の責任者や地元の大きな病院の主治医(現在は退職。)・看護師・薬剤師から暴言を吐かれる事も、多々ありました。

それが、変わり始めたのが、4年前に、現在の都内に、治療と就職活動の拠点を移してからです。

スタッフや薬剤師さんも含めて、親身になって接してくれて、段階的に薬の量も減りました。

そして、家族の勧めもあって、主治医の了承を得た上で、支援機関との二人三脚で、就労継続支援B型事業所での就労がスタートしました。

しかし、最初に通所したB型事業所では、職員が医療や介護の事情に精通しているとは言え、人事考課においての誹謗中傷や重症の状態で通所している利用者への適切な対応の怠り、また、仕事の方も、重症の利用者の言動で集中できなく、通院による休み・遅刻・早退も認めてもらえず、酷い時は、受診中かつ悪天候の時に、「今から、出勤しろ!!」と電話がかかってきたほどでした。こうした行為について、支援機関に相談したところ、そのB型事業所からは「告げ口」ととられて、解雇されました。

それから、1ヶ月後。今後について、主治医や支援機関とも綿密な打ち合わせをした上で、今のB型事業所の仕事(一般的に多い、軽作業ではなく事務職。)を紹介してもらい、早いもので、今月で半年になりました。

職員の方々は、常に自分達利用者サイドの事を考えて、接してくれています。

だからこそ、自分もこの事業所をより良くしていきたい。そんな思いで、業務に臨んでいます。

「この、14年間の苦労があったからこそ、今の自分がある。」

今の自分を無にしないよう、これからも、仕事やプライベート、治療をしっかりこなしていきたいと思います。


 

投稿者:たびい