教会の牧師と幼稚園の責任者をしていましたが、職場での人間関係に疲れ、あるとき感情が爆発し入院。診断的治療(薬を順番に試して、効く効かないによって診断名を決める)のため、精神科病院の閉鎖病棟へ入院しました。
入院してショックだったのは、入浴でした。女性看護師数名が立ち会う前で、パンツも脱いで全裸となり、すし詰めで入浴。入浴中もずっと見られています。「〇〇さん、まだですか!」と急かされることも。しかし最も辛かったのは、ある入浴時に看護師さんたちがわたしのほうを見ながら「あの人〇〇大学出身なんですって。うちの息子と同じよ!?」と話したのが聞こえたときでした。自尊心のかけらみたいなものが崩壊するのを感じたのでした。
日本中の精神科閉鎖病棟が皆そうだとは思わないです。でも、閉鎖病棟にはこんりんざい入りたくない。閉鎖病棟に入れられるよりは、死を選ぶ。そう思った体験です。
投稿者:匿名