マナ
私は双極性障害と長年共に生きています。現在は鬱に入っていて、身体が鉛のように重く動くことは大分困難です。夫と中学生の子どもの三人暮らしで、私は主婦ですので、家族の健康管理は私の役目です。鬱に入るとどうしてもそれができなくなり、以前は気持ちも引きずられ辛かったです。現在は体の鬱の症状と、気持ちを分けることがやっとできるようになり、以前よりは、気持ちは楽になった方です。ですがやはり、家族に栄養のあるものを食べさせてあげられないなぁと思うとなかなか辛いものがあります。朝はお昼くらいまで起きられません。お昼にひとり起きて、鉛の体だね、でも、やれることやってみようか、と自分と会話しています。ひとまず、鉛の体を連れて、できること、ほんの少しづつ始めると、体が鉛でも気持ちについてきてくれます。少しづつですが。そして、先程冷凍食品で買い置きしておいた、根菜パックで、根菜たっぷりのお味噌汁を創りました。そしてお米の仕込みをしました。あとは二人が帰ってから、これまた冷凍物の白身魚のフライを創る予定です。体が鬱で鉛だということには、抵抗しないけれど、それに負けないで、巻き込まれないで、できる時だけですが、やれることだけ、やっていこうって思っています。症状と気持ちは別物。気持ちが症状を引きづり落とさないように気をつけています。これも家族の協力あってのことなので、ふたりにいつも感謝しています。