体調が一番大切(千葉県  佐々木拓朗)

初めまして。私は43歳になる、統合失調症感情障害という病気の者です。私は19歳で発病して、高校で培った柔道魂のお陰か、3浪して千葉県のC工業大学に入学しました。6年かけて紆余曲折ありながらも卒業しました。そんな私に卒業時就職はありませんでした。バイトをしました。職業訓練校にも通いました。そして、念願の就職をハローワークで決めました。採用された会社で血と汗と涙を流して2年間働きました。一身上の都合で退社した私を待っていたものは両親の介護でした。それを10年続けた後、主治医の薦めで作業所と出会いました。そこで知った第二回芥川龍之介恋文大賞という催しで、好きな人に宛てた恋文を応募したところ、一之宮町長賞を頂きました。好きな人とは仲の良い友達です。そして、幾多の困難を超越してきた疲労がたたり先日一カ月間入院しました。退院して現在に至ります。私は体調が一番大切体調が良くなければ仕事も手伝いも遊びも何もできないと痛感しました。何かしたいと焦ったときはまず体調を意識してみてください。今の目標は家族と支えあいよい体調を維持することです。

                               千葉県  佐々木 拓朗