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原稿を募集中!:精神疾患をもちながら、オープンやクローズで現在働いている方の声を送ってください(ペンネームや職場名を伏せての掲載も可)。アルバイトやパートでもOK(ただ、リハビリを目的として工賃をもらっている仕事・作業は除く)。掲載の場合は、些少の原稿料あり。電子版にも掲載。
●文字数やまんがについて:文章ならば、1500~1600文字 4コマまんが3本や2頁まんが、1頁まんがと約800文字の組み合わせでもOK
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Vol.195
情報処理の障害者枠 システムエンジニア、クラウドエンジニア
筆者:黒岩堅さん(東京都)
▼幼少期からの課題とリカバリーへの道
私は幼少期から、言葉にできない違和感や孤独感をかかえながら育ちました。
友人はおらず、いじめを経験したことで自分の存在を否定的に捉えることも少なくありませんでした。
大学に進学したものの、職場での適応はむずかしく、転職を7回くり返しました。
そして39歳のとき、リストラという人生の転機を迎えました。
このリストラは、職場への依存や孤立感をいっそう強め、希望を完全に見失う状況へと追いこむものでした。
当時の上司からの「小学2年生でもできることができない」 という言葉は、私の自尊感情を大きく傷つけました。
この経験をきっかけに、私は自分の人生を見つめ直し、リカバリーへの道を模索することになりました。
▼WRAP(ラップ)との出会い
リストラ後の絶望の中で、すべてのつながりを失い、ひきこもる日々が続きました。
そんなとき、主治医から手渡されたWRAPの本が、新たな一歩を踏み出すきっかけとなりました。
(※WRAP(ラップ):元気回復行動プラン(Wellness Recovery Action Plan)自分の元気を回復するための行動計画)
※コンボが発売している→WRAPの本はコチラ
最初はその本を開くことさえできませんでしたが…