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壮大じゃない話


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第16〈連載について→コチラ 
イン・マイ・ストマック

(この電子版には誌面におさめるために省略した文章も掲載しています)


筆者:星野概念(ほしのがいねん)

イラスト:蝦夷森千尋(えぞもりちひろ)

僕はメンタルヘルス従事者ですが、常々身体からの声を大切にしたいと思っています。
身体自体は言葉を発しないので、身体の声というのもおかしな表現ですが、身体は常々我々に「お知らせ」をくれているのではないかと思います。

 

身体からのお知らせ

たとえば緊張しているときは身体の柔軟性が少なくなるし、疲れやすくなっているならば休養が必要というサイン。
他にも、以前から自分で自分を観察してきた結果、皮膚の炎症や感染のしやすさなど、身体に大きすぎない支障が出たとき、ふり返ってみると飲酒が多過ぎたり、休みを全然取っていなかったりすることがわかってきました。

つまり、身体の不調は、その大きさにかかわらず気のせいではないのです。
「今の生活の中に、何かしら見直した方がよさそうなことがあるよ」と身体がお知らせしてくれているのだと思います。

痛みなんて…

 

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