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家族のストーリー


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114回  
息子が安心安全に暮らせるために
(※過去の内容は→コチラ)


筆者:松千鳥さん(父親)茨城県

 

私は、日本で最も多くの発達障害患者が受診する都内の病院で、数年前、20代後半で正真正銘のASD(自閉スペクトラム症)と診断された息子の還暦(満60歳)間近の父親です。

 

幼少期から大学卒業まで

幼少期の息子は音に異常に敏感で、昼も夜もわずかな音で目を覚まし、何時間も泣きっぱなしで、私も妻もへとへとになる毎日でした。

地元のマンモス校になじめず、小3から3年間過疎地に山村留学、中3から高校卒業まではカナダにホームステイ留学しました。
その時期はいわゆる環境調整がうまくいき…

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