第209考(連載について→コチラ)
「学校に行きたくない」から始まった当事者研究
―あっという間に国際デビューしちゃいました
筆者:すずき さら(小学校5年生)
☆キーワード
子ども当事者研究 不登校 おしつけ勉強アレルギー ゲーム大好き
▼はじめに
こんにちは。僕の名前は鈴木新(すずき さら)といいます。
小学5年生です。
僕にはお父さん、お母さん、中学2年生と小学6年生のお兄ちゃん、小学1年生の弟がいます。
僕は小学4年生になる直前の2023年3月から、大人にまじって当事者研究を始めました。
当時の僕は「学校に行きたくない」という気持ちが強く、「学校に行くぐらいなら死んだほうがマシだ」と思っていました。
月に1回、札幌市の「篠路まちづくりテラス 和氣藍々(わきあいあい)」で行われている当事者研究に参加し始めると、いろいろな発見があり、だんだん仲間も増えていきました。
そして2024年2月には「子ども・子育て当事者研究」で自分の研究を発表し、2024年5月には韓国で発表をしてきました。