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脳は運動を求めている


第10回〈連載について→コチラ
認知や協調性をきたえる運動のおすすめ


筆者:陳冲(チン・チョン)
(山口大学大学院 医学系研究科 高次脳機能病態学講座 助教)


今月号のPOINT
●単純な運動よりも、認知能力や協調性をきたえる運動のほうが、脳によりよい効果をもたらします。
●認知能力や協調性をきたえる運動の例に、チームスポーツやダンスがあります。
●認知能力や協調性をきたえる運動では、比較的低強度であっても、よい効果が得られます。

 


運動の中身は

「どのような運動が最も有益か?」という疑問に、これまで、中強度から高強度の運動と自然環境で行う「グリーンエクササイズ」が認知機能の向上や気分の改善に特に効果的であると紹介しました。
今回はさらに運動の中身に注目し、単純な身体活動よりも、認知能力や協調性を刺激する運動が脳によい影響を大きく与えることについて話します。

 

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