このコーナーは、発達障害のさまざまな当事者、支援者の方に、言いたいことを伝えてもらうリレー連載です。
今月からは、このコーナーのコーディネーターである冠地情さんの「言いたい放題」をお届けします。
(連載について→コチラ)
第83回
発達障害者に緊急で必要な3つの変革 その1
筆者:冠地情
成人発達障害当事者会「イイトコサガシ」代表
発達障害ピアサポーター
私は「コミュニケーションの生きづらさを可能性に変える!」を旗印に、独自に開発した『イイトコサガシ・ワークショップ』を全国各地で千回以上展開!
発達障害ピアサポーター・イイトコサガシ冠地情(かんちじょう)といいます。
思春期の私
思い返せば、私の思春期は暗黒期でした。
とにかくやることなすこと、
●怒られる
●嘲笑される
●あきれられる
●見下される
●いじめを正当化する材料にされる…
社会の物差しをイチイチ下回ることばかりで、しかも当時は発達障害という概念がまだありませんでしたから、すべての原因が私の努力不足・わがまま・生意気とされてしまい…何のために学校に通っているのかまったくわからない状態。