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家族のストーリー


105回  
統合失調症の当事者と家族が共に変わって 
(※過去の内容は→コチラ)


筆者:まり子さん(母親)埼玉県

 

20数年前

今から20数年前の夏のある日、リビングの伝言板に息子の反抗文(?)がありました。
親は遅めの反抗期と解釈し、発症の前兆であるとは考えもおよびませんでした。

暴言・家庭内暴力が始まり、その日は仕事を休みました。
医療機関には早めにつながり統合失調症と診断されましたが、息子に告知されることはありませんでした。

家族は統合失調症に関する知識・情報もなく対応に右往左往し、とにかく外部とつながりたいと考え、民間相談室・ひきこもりの母親の集まり・保健所・ハローワーク・研修会等々に参加しましたが、方向性が間違っていたようです。

ずれていると感じる対応の陰には…

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