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あんなとき、こんなとき!じょうずにかわす怒りの気持ち


第35回  
弱っている人のやつあたり(実践編②)


筆者:安保寛明(山形県立保健医療大学 看護学科 教授)

〈ワンポイント動画は→コチラ

 

怒りにふり回されないで楽に生きようというこの連載、9月から「弱っている人のやつあたり」を扱ってきました。

先月号では「ねばならない」には触れない、「けど」「でも」の後をスルーすることを紹介しましたが、今月号では、さらに追加の方法を紹介します。


前回までのおさらい

過去2回をふり返りますね。

弱っている人が怒ってしまう場合、疲れているのに休めない、弱っているけどがんばらなければならない等のジレンマがあることが多いです。
そのため、弱っている人に声をかけても、「けど」「でも」「ねばならない」が刺激されて怒られてしまうことがあるんです。

そこで、弱っているけれど声をかけにくい人には、「けど」「でも」「ねばならない」のところはあまり刺激しない、という方法を紹介しました
(ここまでが前回の内容です)。

さて今月は、こちらから積極的に「いたわる」という方向で声をかけられるように言葉の工夫を紹介します。

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