第161回 (※過去の内容は→コチラ)
家族が元気になる10か条 の巻
著者:土屋徹(オフィス夢風舎 舎長) ※連載が本になりました→コチラ
プロフィール:つちや・とおる(フリーランスナース&ソーシャルワーカー) 精神医療・福祉に従事して39年目になりました。
日本で最初のACTチームのリーダーを経験して、現在はフリーランスとして活動しています。「笑って楽しい精神保健」が実践できる職人をめざして日々精進しています。
先日家族向けの講演会をしました。
家族向けの講演会は、家族から質問を受けたり経験談を教えてもらえるので、楽しみにしています。
学ぶことがたくさんあります。
テーマは「親なき後」が多かったのですが、近頃は「8050問題」や「生活していくためのお金」という内容も多く、ご家族自身が高齢化してきているようです。
今回のテーマは「家族が笑顔になるために」でした。
全部で2時間ほどで、家族会のNさんと2人で順にお話をする形でした。
Nさんの息子さんは22歳で発症し、医療機関や作業所などを利用しながら、現在ではグループホームで生活をしているとのことでした。
同時にNさんは家族会と出会い、その後何年も、作業所の法人化から始まり、家族のための家族学習会の開催というように、さまざまな活動を継続的に行っています。
Nさんのお話だけでも2時間じっくりと聞きたかったです。