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べてるの家の当事者研究


第198考  (連載について→コチラ)

「働きやすい職場づくり」の研究

筆者:和田智子さん(浦河べてるの家)

☆キーワード
休職  看板替え  リワーク  働く

 

はじめに

私は今まで『こころの元気+』に2回掲載され、1回目(62号)は「当事者研究の魅力と可能性の研究」2回目(151号)は「×つけでの安心から研究つながりへの安心へ」で、継続して自分への「×つけの苦労」や「自分いじめ」を研究テーマにしてきました。

その研究で“自分をいじめて他人から心配や愛をもらう”のでなく、“自分で自分を大事にすること”に気づき、×つけの苦労は治まっていました。

私は現在、浦河べてるの家でソーシャルワーカー、当事者スタッフとして障害をかかえたメンバーさんの就労支援を行っています。
そんな中で今回は、コロナ禍における人間関係の苦労や家族との関係など、×つけのボリュームが増え、フリーズし、休職しました。
そこで改めて今回…

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