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脳は運動を求めている


第3回   〈連載について→コチラ 
脳への影響:有酸素運動対筋トレ


筆者:陳冲(チン・チョン)
(山口大学大学院 医学系研究科 高次脳機能病態学講座 助教)


今月号のPOINT
●有酸素運動は脳由来神経栄養因子(BDNF)を刺激。
●筋トレはインスリン様成長因子1(IGF-1)を活性化。
●有酸素運動と筋トレの組み合わせが最大の効果をもたらします。

(筋トレと有酸素運動を組み合わせたコンボの無料エクササイズ動画は→「ココ・カラ Eトレ!」)



よく「有酸素運動と筋トレ、どちらが脳にいいの?」という質問をされます。
結論から言うと両方とも脳に有益です。


有酸素運動

有酸素運動とは、酸素を利用して脂肪や糖質を燃焼することでエネルギーを生成し、多くの筋肉を使って行う活動です。

これは歩行やランニング、水泳、自転車、ダンスなどを含みます。
有酸素運動は心肺機能を強化し、全身の持久力を向上させます。

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