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発達障害 空気を読まずに、言いたい放題


このコーナーは、発達障害のさまざまな当事者、支援者の方に、言いたいことを伝えてもらうリレー連載です。
連載について→コチラ


第77
究極の「平凡」をめざす

筆者:島光春さん
 

はじめまして。

私はASD(自閉スペクトラム症)の発達障害当事者であります。
私は障害者枠採用の企業に勤めるかたわら、2児の父親でもあります。

過剰適応により能力の濃淡がはげしく、時にゼロ100思考がじゃまをして周囲に労力をかけてしまうこともあります。
それでも可能な限り双方がウェルビーイングな生活がおくれるよう、トライ&エラーをくり返しています。

今回は日々の実体験から、思いの丈をうちあけてみます。


「忖度」が成長を止める

そうですね、フリガナをふる必要のないこの鍵括弧。
正直なところ、どこの会社や団体・はたまた家族親戚友達関係ですら、この概念が日本中にはびこっていると考えます。

慮る(おもんぱかる)ことを否定しているわけではございません。
むしろ…

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