戻る

べてるの家の当事者研究


第196考  (連載について→コチラ)

「がんばるタンク」の研究

筆者:兵庫県民Aさん(兵庫県のとある福祉施設)

 

はじめに

私は、18歳のときから29歳まで診断名が何度も変わり、統合失調症疑い→統合失調症→抑うつ→うつ→情緒不安定性人格障害を現在に至るまで患ってきました。
18歳まではがんばり屋さんで育ち、但馬内の卓球大会で高校生のときに優勝しました。
また百人一首・中距離マラソン・独学ダンスが得意でした。

長所はがんばり屋ですが、短所はたくさんあります。
強いて言えば、度が過ぎるところ、気分の浮き沈みがはげしいところです。

今回の研究は、作業所で「発表する場があるよ」と声をかけていただき、
「コロナ禍の最中でできる唯一の見せ場だ!」
「『相談員さんと自分の研究をして個展や研究発表がしたい』と言っていたところだったのでチャンスだ」
と思い、『浦河べてるの家と発表しよう「弱さ」と「強さ」浦河べてるの家の公開当事者研究』に参加しました。

そして…

戻る 続きを読むには賛助会員になってログインしてください。