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あんなとき、こんなとき! じょうずにかわす怒りの気持ち


第32回  
弱音を吐いたらられる(実践編②)


筆者:安保寛明(山形県立保健医療大学 看護学科 教授)

〈ワンポイント動画は→コチラ

 

怒りにふり回されないで楽に生きようという連載、この夏は「弱音を吐いたら怒られる」を扱っています。
今月号では、先月7月号の実践編に続き、具体的な伝え方や追加の方法を紹介していきます。
 

前回までのおさらい

過去2回の内容をふり返りますね。

弱音を吐いたら怒ってくる人は、正しいことを言っていることが多いです。
また弱音に怒る人は、大きな声や相手への指示命令のような強い言い方をしやすく、その人は「別に怒ってない」けれど、聞く人は怒られているように感じる、ということが起きるのです。
また、弱音に対して強い口調で返す人や、正しいけれども快適ではないことを言う人は、問題が解決することに焦点をあてていて、あなたの健康状態とかあなたの心情に焦点をあてていない場合が多いです。

なので、弱音を吐いたら怒ってくる人には…

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