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家族のストーリー


102回  
姉は統合失調症
(※過去の内容は→コチラ)


筆者:山崎耕平さん(弟)長野県
公認心理師 NPO法人はらっぱの会
就労継続支援B型 はらっぱのレストラン 管理者、サービス管理責任者

 

5歳年上の姉

私が12歳ぐらいのとき、当時高校に通うため1人暮らしをしていた5歳上の姉が、精神的に調子が悪くなり、「人の声が聞こえてくる」「死にたい」などと言うので家に戻り、通院しながら一緒に暮らすことになりました。

姉は昔からしっかりした、いわゆる優等生タイプで、よく食事や世話などをしてもらっていて、引っこみ思案な私からはまぶしい存在でした。

しかし、一緒に住み始めた姉は表情がなく、無気力で寝てばかり。
薬の影響もあったと思いますが、数年で別人になったかのようでした。

姉の診断名は精神分裂病(現在の統合失調症)と母から聞かされました。
両親の仕事の関係で精神障害の人との交流はありましたが…

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