第192考 (連載について→コチラ)
「腹話術幻聴さん」の研究
筆者:飯渕彩乃
▼はじめに
私は統合失調症の当事者で、今回の研究に至った経緯は、職場の異動、離婚、引っ越し、シフトの増加などの要因で、今までにも出会ったことのある幻聴さんと再会したからでした。
▼苦労のプロフィール
症状やそのときの環境により変異する幻聴さんですが、今苦労しているのは会話のときに、相手の口が動いて聞こえる言葉と、腹話術のように口が動いていないのに聞こえる言葉が、混ざって聞こえてくる腹話術のような幻聴さん(あたかも、その人が会話の中で私の悪口などを言っているように感じる)なので、自己病名は「腹話術幻聴さん統合失調症」です。
この幻聴さんは、母とのケンカで明らかになりました。