本や映画などの紹介コーナーです。
ウェブマガジン
お坊さんらしく、ない。
著:南直哉(みなみ・じきさい)
新潮社のウェブマガジン「考える人」で連載中
▼オススメの文の著者は加藤玲さん(新宿フレンズ)
「こんな考え方もあるのだ!」と笑って楽しめるかとご紹介。
インターネットで読めます(→コチラ)。
筆者の南直哉氏は青森県の恐山菩提寺のご住職。
テレビの『ブラタモリ』にも出演、本も出版されています。
読み始めて一番笑ったのがこれです。
怪獣退治の顛末が傑作。
でも要点はこちらかな。 ※以下《 》内は引用です。
《その経験はいつか語られなければならないと。いかに過酷な経験であろうとも、語ることによって意味を与え、誰かがそれを聞いて、また言葉を送り返す中で、ついには「私」という物語の一部として、その経験が織り込まれていく。それが、人が生きる上で必要なのだ…》
家族や当事者は口にできないほどのつらさを体験します。
だからこそ、ためこまずに語り合える場や人との関係を大切に。
『こころの元気+』もその場の一つでしょう。