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べてるの家の当事者研究


第191考  (連載について→コチラ)

「逃げない」研究

著者:大矢英明浦河べてるの家

 

はじめに

僕は高校生で統合失調症になり幻聴もありました。
今は59歳。
幻聴もなくなりずっと千葉で暮らしていましたが、両親が亡くなり、将来さみしい人生になるのが恐くて北海道浦河に引っ越しました。
 

苦労のプロフィール

僕は北海道浦河べてるの家に来て1年になります。
自己病名は「いい人仮面あぶなくなるとすぐ逃げる病」です。

僕は今まで千葉や東京、神奈川にあったいろいろな居場所に行きました。
どこでも出会った初めの頃は、相手との関係はうまくいくのですが、次第に苦手な人ができて嫌になり、僕のほうからその場を離れてきました。
 

研究の目的

今回は、何とか居場所から逃げないでいる方法はないかを考えてみました。

研究の方法

毎日日記を書いて…

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