このコーナーは、発達障害のさまざまな当事者、支援者の方に、言いたいことを伝えてもらうリレー連載です。
(※過去の内容は→コチラ)
第67回
波瀾万丈に生きてやる!
著者:ちゃびん@横山小夜子さん
▼所属と連絡先
・イイトコサガシ(ファシリテーター)
iitokosagasi01234@gmail.com
・のさりの家カウンセリングルーム の「お問い合わせ」より
https://coubic.com/nosari-no-ie
・カサンドラ千葉(事務局)
cassandra.chiba@gmail.com
私は48歳のときにASD(※1)の診断がついた。
(※1:ASD:発達障害の1つ自閉スペクトラム症 Autism Spectrum Disorderの略)
その後地元で発達障害の当事者会を8年余運営し、会を引き継ぎ引退した。
私が困っていることはわかりにくい
当事者会で「あなたは発達障害には見えない」と言われることがある。
たくさんの市民活動をしてきた私だが、実生活は大変だ。
診断時に「これでは生活がしにくかったでしょう」と医師に同情されて泣いた。
動作性の凸凹(※2)が大きかったのだ(得意なこと(凸)と苦手なこと(凹)との差が大きい)。
たとえば、脳からの命令が手に届かない感じ。
持った物を落とす。
つかみすぎて壊す。
注ぐとこぼす。
できるようになったことができなくなる。
何度も同じ失敗をする。
PCでたくさんの書類作成もしているが訂正する作業が苦手。
何度指摘されても「間違ってはいけない!」と緊張すると…