第185考 (連載について→コチラ)
「人と自分の苦労のごちゃ混ぜ現象」の研究
著者:MAKIKO(浦河べてるの家 グッズチーム所属)
はじめに
私は、浦河べてるの家(以下、べてる)のグッズチームに所属しているMAKIKOといいます。
べてるに関わる約10年前は1人暮らしをしていましたが、「孤独死するのかい?」と周囲に言われるくらいやせていました。
誰とも関わりを持たず、とてもさびしくてパチンコ三昧の日々をおくっていました。
べてるには登録したり、辞めたりしていましたが、やはり、べてるの皆に会いたい気持ちが強くなって、ワーカーさんに相談し、べてるに連れていってもらいました。
それからべてるとつながっています。
べてるに来て助けられたことはたくさんありましたが、初めは毎日隅っこに座って泣いていました。
「泣いてないでグッズミーティングにでも出てみたら?」
と声をかけてもらい、べてるの「さをり織り」のすばらしさに出会いました。