154回 行動をふり返って少しずつ
（※過去の内容は→コチラ）
著者：大野裕（認知行動療法研修開発センター）
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元気がなくなり気力が出ないときは、無理しないで一休みするとよいといわれます。
たしかに元気が出ないとき無理に何かをしようとしても、気持ちだけが空回りして、何もできない自分を責めてますます元気がなくなります。
私は、夜に原稿を書くことが多いのですが、今ひとつ気力が湧かないときは、ボンヤリと雑誌や新聞を眺めたりして一休みしています。
ただ、それはあくまでも“ひと”休みで、ずっと休み続けるのは逆効果になるので注意しなくてはなりません。
楽しかったと感じることで
意欲や気力が出る場面を想像してみてください。
何かを「またやりたい」と考えるのは、横になっているときではなく…