16回
失望と批判が心に痛い(気づき編)
著者:安保寛明(山形県立保健医療大学 看護学科 教授)
〈ワンポイント動画は→コチラ〉
こんにちは。皆さんは季節を楽しんでいますか?
私は今年の春は、近所の桜を観て楽しもうと思っています。
さて、先月の3月号まで「勝手な助言」をテーマにしてきました。
勝手な助言に怒りの気持ちが生まれやすいのは、相手の期待が要求に感じられるので対処がむずかしいからでした。
このことと似ているテーマに、「失望と批判」があります。
誰かにがっかりされたとき、または誰かにがっかりしたとき、どう考えるか(気づき編)と、どう対処するか(実践編)に分けておおくりします。
今月は気づき編です。
失望と批判は受け流しにくい
誰かにがっかりされると、悲しくなりますよね。
また、誰かに期待していたことが期待どおりにならなくても悲しくなります。