このコーナーは、発達障害のさまざまな当事者、支援者の方に、言いたいことを伝えてもらうリレー連載です。
(※過去の内容は→コチラ)
60回
発達障害当事者のKさん主催のワークショップを体験して
著者:川西大吾さん(株式会社トモニー 専務取締役)
私は長年重い障害のある人、特に「行動障害」のある人への支援に携わってきました。
行動障害がみられる人の傾向としては、重い知的障害と発達障害が重複している割合が高く、
そのため支援方法も、発達障害、特に自閉スペクトラム症の「特性」(学習スタイル)を学ぶことが支援を展開するうえで重要なポイントとなります。
20年以上この仕事に携わっているので、私自身、基本的知識は多少なりとも持っていると自負しておりました。
「Kさん」のワークショップ
そんな中出会ったのが、発達障害の当事者で、発達障害者の理解啓発ワークショップを全国で展開していた「Kさん」でした。
Kさんの主催するワークショップは…