「こころの元気+」2015年5月号(135号)「おこまりですか? では他の人に聞いてみましょう!」より
Q 障害者手帳について(精神障害者手帳をとってよかったこと、悪かったこと)
33歳男性です。
中学時代にいじめがきっかけでうつ病になり、21歳のときに発達障害と診断されました。
20代はとても具合が悪かったのですが、30代になってから少しずつよくなり、今は診察と作業療法に通いながら社会復帰を考えています。
今年、生活も落ち着いてきたので家族と相談のうえ精神障害者保健福祉手帳を取得しようと決めました。主治医は「いつでも書類は書きますよ」と言ってくれていて、書類ももらってきたので体調を見て書こうと考えています。
そこで皆様にお聞きしたいのは、
「精神障害者手帳をとってよかったこと、悪かったこと」です。
実際に取得し、仕事や生活で利用した方でないとわからないことが多いと思うのです。
個人的には先のことが心配なので、よかったことをメインに教えてもらうと安心できてうれしいです。小さなことでもかまいません。
落ち着いてきて気持ちが地に足がついてくると、使える制度や支援を使って生活を立て直していって、少しずつ自分で満足できるよい人生を創っていきたいと思うようになりました。
その最初の一歩の手がかりにしたいと思います。
(受けられるサービスの情報は →「障害者手帳で行こう」)
(手帳についてくわしくは→コチラ)
A その時々に応じて
(三重県)withkさん
私が感じた手帳のよかったところは、バスの料金が半額になったり、美術館や博物館など公共の所は無料であったり、映画館や水族館、テーマパークなどでも割引がある所もあります。
また携帯電話も(会社によって異なるとは思いますが)、割引があります。
なお、この先就労なども考えているのであれば、障害者雇用で勤める場合にも役に立つことを支援者の方から聞きました。
悪かったこととしては…