174回 変化のない生活は悲しい
質問 (※コンボの参考書籍→コチラ)
うつ病になって15年ぐらい経つ40代の男性です。
うつ病と診断されてすぐに退職せざるを得ませんでした。
うつ病は「心の風邪」とか言われていたので、すぐに治るものだと思っていましたが、結局いつの間にか15年も経ってしまいました。
「当分は治らないんだろうなあ」と、そのことを受け入れています。
今は障害年金とたまにアルバイトをして何とか生活をしていますが、
「きちんと就労したいなあ」という思いも、どこかにあります。
担当医との相性は悪くなくて信頼もしています。
でも担当医からは、
「ストレスに気をつけて」とか
「生活上の大きな変化に気をつけて」ということをときどき言われます。
「大きな変化とは何ですか」と聞くと、
「引っ越しとか転職とか、そういう人生上の大きなできごとです」と言われました。
ストレスや変化はこの病気にはあまりよくないと言うのです。
アドバイスはもっともですが、
「そうするとストレスがない生活なんかあるんだろうか? それよりも、自分はもう一生何のチャレンジも、就労すらできないのだろうか?」
と情けなく悲しくなってきました。
この病気はそんなに何もしない暮らしをしなくちゃいけないのでしょうか。
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