7回 自分を認めてもらえない(気づき編)
著者:安保寛明(山形県立保健医療大学 看護学科 教授)
〈ワンポイント動画は→コチラ〉
楽しみにしている方の声をときどきいただいているこの連載。
おかげさまで夏まで続けられました。
今年の夏はどんな夏になるんでしょう?
さて、今月と来月は「自分を認めてもらえない」をテーマに、
どう考えるか(気づき編)と、
どう対処するか(実践編)に分けておおくりします。
今月は気づき編です。
自分を認めてもらえないと感じるつらさ
自分を認められていないと思うと、悲しみから怒りに代わることが多くあります。
いや、怒りというより、“叫び”みたいなものになることもあります。
そりゃあ、地球規模のことから考えたら“自分の存在”なんて人間78億人の1人だし、ちっぽけなものなんですが、でも自分という人がいなくてもいいというわけではないし、軽んじられてもいいわけでもないですよね。
さて、今回も大きく3つの「認められない瞬間」の例を紹介します。