139回 (※過去の内容は→コチラ)
トラウマインフォームドアプローチ(TIA)(8)
BPDの家族支援でのTIA(9)
トラウマと効果的につきあうための心理教育の一例「耐性の窓」(2)
著者:遊佐安一郎(長谷川メンタルヘルス研究所 所長)
※TIAはトラウマインフォームドアプローチの略で、「トラウマに関する知識を効果的に取り入れて(支援などの実践に)アプローチする」というような意味です。
前回に続き、耐性の窓の概念を活用した心理教育について、話を続けます。
耐性の窓は、
スティーブン・ポージェス(Stephen Porges)博士のポリヴェーガル理論(Polivagal theory:多重迷走神経理論)を参考に、
ベッセル・ヴァン・デア・コーク(Bessel van der Kolk)や
ダニエル・シーゲル(Daniel Seagel)や
パット・オグデン(Pat Ogden)
などのトラウマ関係の文献で紹介されている…