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じょうずにかわす怒りの気持ち


2回 余計な一言がうまれたときに(気づき編)

著者:安保寛明(山形県立保健医療大学)

 

連載、第2回です。
今月と来月は、怒りを感じやすい場面のひとつ、「余計な一言」をテーマに、どう考えるか(気づき編)と、どう対処するか(実践編)に分けていきたいと思います。
今月は気づき編です。

余計な一言のまわりに起きていること

余計な一言と感じることは、世の中に多くあります。自分が十分わかっていることについて言われてしまう・話題が一般化する・たとえ話で指摘をされる・対決姿勢で臨まれる、などです。

①自分がわかっていることを言われてしまう
余計な一言と感じやすい場面の多くは、自分は話が終わったと思っているにもかかわらず、相手が話をやめてくれないときに起こります。
自分で気持ちを静めて切り替えたいのに相手が話してくると、

 

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