筆者:山田幸恵
東海大学 文化社会学部 心理・社会学科 教授
私達は毎日のように、誰かと何かを話しています。
話すということはあたりまえの行為のようですが、改めて考えるといろいろな目的と効果があります。
「話を聞いてもらいたい」と思うときは、誰かに話したいときです。
そのときに思い浮かぶ人はどんな人でしょうか?
皆さんは、どんなときに誰に何を話したくなりますか?
自分の話を聞いてほしくなりますか?
▼「話を聞いてもらいたい」ときの思い
話を聞いてもらいたい、話をしたいというときは、大きく分けてポジティブな気持ちのときと、ネガティブな気持ちのときがあるでしょう。
楽しいことがあったとき…