筆者:中田雅久
立川アジール法律事務所 弁護士
はじめに
弁護士の業務の中で、「テンション高め」の方が起こした法的トラブルの相談を受けることは、少なくありません。
そのすべてに触れることはできませんが、おもだったものについて、類型別に大まかな対応を説明します。
買物等
テンションが高めのときに、買物をしすぎてしまった、後から考えると不必要な契約をしてしまったという相談はよくあります。
●クーリング・オフ
そのような場合、一定の契約については、無条件で申し込みの撤回や契約解除ができることがあります(クーリング・オフ)。
※クーリング・オフ→国民生活センター
これができる期間は短いので、すぐに、弁護士や消費生活センター、国民生活センターに相談してください。