テンションが高くなっている人に対して、家族(配偶者)や支援者は実際にどのように接しているのでしょうか?
具体的な体験談を寄せていただきました。
家族の体験
筆者:前田直
(精神に障害がある人の配偶者・パートナーの支援を考える会)
私の妻は双極Ⅰ型です。
ふり返ってみれば、出会ったときが最初の「テンションが高い状態」でした。
英会話スクールやヨガのレッスンに通うなど、とても精力的に動き回っていました。
占いにとてもくわしく、私の生年月日を伝えると「相性がすごくよいからつきあうべきだ」と力説されました。
つきあう基準の中に「占い」があるという価値観がとても斬新で、強く魅かれたことを覚えています。
新婚旅行で
テンションが高い状態に初めて困惑したのは、新婚旅行のときでした。
冬の京都を訪れ…