『こころの元気+』の連載や本の執筆者&コンボの理事の方々に私のネタ話を寄せてもらいました。
▼筆者リスト
小林和人 →「減薬という旅の彼方に2」(連載の執筆者)
りえちん →理事
後藤雅博 →理事
土屋徹 →『つっちーのショーガイ学習』(本の執筆者)
糸川昌成 →『科学者が脳と心をつなぐとき』(本の執筆者)
捨てる神あれば拾う神あり
筆者:小林和人(特定医療法人山容会理事長・山容病院院長)
かつて自転車で旅した中国では、毎日のように悔しい思いをし、同じくらいたくさんの楽しい経験もした。
中国西部は開発途上であちこち道路工事をしており、高速道路を走るしかない区間があった。
一般道が完全に通行止めで、しかも迂回路がない。
地元の人達が早朝にみんなで料金所から高速道路に入って、太極拳をしていた(景色がよく気持ちいい)。
私が西へ進んでいると目前に工事現場が。
まだコンクリが固まっていないのか、前の人が自転車をかついで越えていた。
私もまねをしたが油断して自転車が着地し、生コンにタイヤの跡がくっきり。
かなたから鬼の形相で男が走ってきて…