皆さんが書かれた、自分に向けての「セルフ・コンパッションの手紙」6通を掲載しました。
ぴかりんへ
心身共に弱く産まれたあなた、物心がついた幼稚園児のときからずっと「生きづらい」と感じて生きてきましたね。
家庭の機能不全も、小学校中学年から両親に「全部ぴかりんのせいだ」と言われ続けて、あなたはずいぶんと重い荷物を背負って生きてきたと、しみじみ思います。
中学三年生で統合失調症を発症して、息の仕方、歩き方、飲食物のじょうずな飲みこみ方も全部忘れちゃって、いっぱい社会で恥もかいてしまいましたね。
少女のあなたには耐え難い苦痛だったと思います。
たくさんの依存症もかかえて主治医ともケンカばかりで、笑っちゃうくらい散々でしたね。
そんなあなたへ、生き延びてくれてほんとにありがとうと心から思っています。
子どもの頃のぴかりんには想像もつかないだろうけど、「空想のぴかりん」ではなく「ありのままのぴかりん」を、自分が愛せる未来があなたには訪れます。
最後にもう一度、ぴかりん、生きててくれてありがとうございます。
(福島県)ぴかりんより