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特集4 セルフ・コンパッションの手紙


皆さんが書かれた、自分に向けての「セルフ・コンパッションの手紙」6通を掲載しました。


ぴかりんへ

心身共に弱く産まれたあなた、物心がついた幼稚園児のときからずっと「生きづらい」と感じて生きてきましたね。
家庭の機能不全も、小学校中学年から両親に「全部ぴかりんのせいだ」と言われ続けて、あなたはずいぶんと重い荷物を背負って生きてきたと、しみじみ思います。

中学三年生で統合失調症を発症して、息の仕方、歩き方、飲食物のじょうずな飲みこみ方も全部忘れちゃって、いっぱい社会で恥もかいてしまいましたね。
少女のあなたには耐え難い苦痛だったと思います。

たくさんの依存症もかかえて主治医ともケンカばかりで、笑っちゃうくらい散々でしたね。
そんなあなたへ、生き延びてくれてほんとにありがとうと心から思っています。

子どもの頃のぴかりんには想像もつかないだろうけど、「空想のぴかりん」ではなく「ありのままのぴかりん」を、自分が愛せる未来があなたには訪れます。

最後にもう一度、ぴかりん、生きててくれてありがとうございます。

(福島県)ぴかりんより


 

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