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特集4 学校で精神疾患を教えるようになった


筆者:霜村誠一
(桐生第一高等学校 進学スポーツコース課長/ラグビー部監督)

 

高校の授業で復活

昨年度(2022年度)、約40年ぶりに「精神疾患」という学習内容が、高等学校の保健体育の授業で復活しました。

一昨年度までの授業では「心身の相関」や「心の健康」についての内容でした。
心と体は一体となって働いていて、自分の意志とは関係なく体の働きに影響をおよぼし、それにより心や体に負担がかかる「ストレス」の原因や対処法について学ぶという内容でした。
心身の相関や心の健康について学んでいたため、自分には関係ないと考えている生徒もいたのではないかと思っています。


授業内容

「精神疾患」の授業は高校1年生の学習範囲で、
「精神疾患の特徴」
「精神疾患の予防」
「精神疾患からの回復」
という内容で授業をしています。

精神疾患の具体的な病名や症状を学んだり…

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