筆者:依田晶男(医療機関の障害者雇用ネットワーク代表)
医療機関はどんな所?
皆さんにとって、医療機関というのはどのような所でしょうか?
病気やけがで受診した経験は誰にもあるでしょう。
そこで働くスタッフを見ると、医師・看護師・薬剤師・精神保健福祉士など、国家資格のある専門職が中心で、忙しく働いているイメージではないでしょうか?
職場としての医療機関
医療機関を職場と考えたとき、そこで障害のある方が働くことに対して、医療機関の側からは、
「国家資格を持っている障害者はいるのか」
「障害者にできる仕事はない」
「忙しくて障害者の面倒まで見られない」
といった意見もあります。
障害者雇用の経験がなかったり、過去に障害者を雇用して定着しなかった経験のある医療機関ほど、マイナスのイメージを持たれているようです。
実際には…