著者:高森信子 (高森信子さんの本→コチラ)
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ある日突然
私のことですが、41年前の7月1日早朝、はげしいめまいと吐き気に突然襲われ、救急車で搬送され入院しました。
病名は突発性難聴。
2か月後、急激な症状は治まりましたが、左耳の聴力を失い、軽いめまいと耳鳴りつきの状態で退院となりました。
病室の中は静かで右耳だけで用が足りました。
退院しても入院前の生活ができると思っていましたが、病院の玄関を出たとたん街中の騒音が洪水のように私を襲い、不安と恐怖で立ちすくんでしまったのです。
大ショックでした。
課題と現在位置
私は騒音の中から必要な音を選び取れません。
片耳だと音の音源がわかりません。
私は社会人になってからずっと仕事を続けてきました。
けれど同じ仕事は無理とわかったとき…