著:下平美智代
所沢市アウトリーチ 支援チーム ケースマネージャー
「気づきを向ける」ことから始めよう
「人との距離のとり方」については、何か客観的に正しい答えがあるわけではありません。
大事なことは、自分自身の距離感や感覚を大事にすることです。
普段無意識的に行っていることを意識するためにも、意識的な選択をするためにも、「マインドフルネス」は助けになります。
マインドフルネスは、「今ここ」で体験していること(行為、快・不快、喜怒哀楽の感情、体の感覚など)に気づきを向けることです。
そして、「気づきを向ける」とは、価値判断なしにありのまま見つめる(受けとめる)ことでもあります。
「今ここ」に気づきを向け続けていると、自分が他者とどんなふうに関わっているか、関わりの中でどんな感情や感覚を抱いているかにも気づきやすくなります。
その延長で…