ベンゾジアゼピン受容体作動薬( ベンゾ系薬剤)のこれからについて、
内科医・薬剤師・精神科医・実際に ベンゾ系薬剤を使う本人
のそれぞれから文章を寄せていただきました。
内科医より
著者:酒匂赤人(国立国際医療研究センター国府台病院 総合内科)
高齢になると持病も薬も多くなりがちですが、高齢なほど副作用が出やすいとガイドラインなどで注意喚起されており、睡眠薬に限らず、必要性を考えて処方したり、処方をやめたりしています。
特にベンゾジアゼピンは、認知機能に影響したり転倒や骨折などにつながりやすいといわれ、別の睡眠薬を処方することも増えています。
もちろん人によって合う合わないはあり、長年のんだ薬を変えるのに抵抗感がある方もいますし…