著者:嶋田兆央(埼玉県断酒新生会)
私はアルコール依存症で、断酒会というSHGに参加しています。
SHGは「セルフ・ヘルプ・グループ」のことで「自助グループ」ともいわれています。
日本の断酒会
昭和33年(1958年)に高知県で断酒会は誕生しました。
当時アルコール依存症の再飲酒が多い中で、アメリカで始まったAA(アルコホーリクス・アノニマス)の存在を知った精神科医の下司孝麿が、アルコール依存症の松村春繁に話し、下司の協力を得て同じアルコール依存症の小原寿雄と高知県断酒新生会を結成し、今日まで続いています。
共通の問題を持った人の集まりの中で…