こころの元気+ 2013年2月号特集より
特集5
イライラしたときの私の工夫!
縫い縫いすると、一石なんちょうにもなりますよ!
埼玉県 ぽちかずさん
私がイライラしたときは、その原因から目をそらしています。
別のことに集中すると、イライラの原因が気にならなくなったり、消えてしまうこともあります。
今の私のストレス解消法は、裁縫です。
薬の副作用で手が震えるし、もともとは得意ではありませんでした。
しかし友人に教わり、ほめられると、本を買って研究するぐらいになりました。
将来への不安、家族を含めての人間関係でイライラしてきたら、自分の世界に入りこみ「縫い縫い」することが多いです。 そうするといやなことを忘れます。
そして、作品ができあがると達成感に満たされます。
さらに、作品を人にプレゼントすると喜ばれます。
イライラからの一石なんちょうにもなります。
香水・枕・炭水化物そして、近所への配慮も
東京都 P.6000=鉢王時さん
事前に用意するグッズがいくつかあります。
まず香水、なければ石鹸水。
好みの香水を部屋に充満させ、「こんにゃろー」と一声上げて(注・通告されぬよう隣近所にご配慮ください)、低反発枕をサンドバック代わりに気が済むまで殴ります。または蹴る、投げるetc。
動けば当然腹が減ります。飲み食いします。
僕の場合、パンやご飯などの炭水化物をとるとおだやかに気分が落ち着きます。
おもに香り、声を張り上げつつ手足を動かすので、五感を使った相乗効果が得られます。これが狙いです。
たいてい、イライラする場合はスイッチが過度に入った状態なので、落ち着かせるには満足させることが必要です。
話は飛躍しますが、縄文時代の人間は集団で狩りをしていたと学びました。
やはり、動いて会話をして暗くなれば寝ることがいいのは、現代人にも共通するのだと思います。
なので、彼らを教師にして健康を引き上げよう!
家族というストレスの工夫
奈良県 井上和哉さん
家族ゲンカで大きなストレスがあります。
本当は自分でも争いたくないのに、親がチャチャを入れてきて困っています。
そんなときには、いつもアロマをたいたり、買い物に行くことでストレスの解消をしています。
特別にむずかしく考えず、ありのままの自分でいたい気持ちを大切にしています。
ケンカをするとお互い気分が悪くて、時には自分を責めてしまったり、話す言葉を失ったりします。それでも親子には変わりがありません。
どんなにいやな思いをしても、どんなにひどいことを言われても、お互いを認め合う努力をしています。
自分が悪かったことを認めていかないと、家族とも主治医とも馬が合わなくなり、人が去り、自分ひとりになるので、今は自分のことをあまり主張しないように努力をしています。
お互いが人間である以上、喧嘩もしますし、争いごとは起こりますが、そこを受けとめていけるようにお互いの気持ちを尊重し合いながら家族を大切にしていきたいと思います。