コンボの動き 第92回こんぼ亭「精神科医からオチコボレました」報告


コンボの動き
vol.126 コンボが主催・開催した活動や今後の開催予定です。
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「精神科医からオチコボレました」報告

コンボ事務局より

 

2024年2月17日(土)こんぼ亭「精神科医からオチコボレました」をオンラインで開催しました。

 前半は香山リカさん(むかわ町国民健康保険穂別診療所副所長/北洋大学客員教授)によるご講演で、香山さんご自身のお話と、北海道穂別の環境やそこで生きる人達の暮らしなど、さまざまなお話をしていただきました。

 後半では、ライブで参加者の次のような質問に答えていただきました。


香山リカさん

質問より(一部抜粋)

後半の質問について、一部ご紹介します。

●都会だと精神の病気のことを知られないように隠して生きている人が多いですが、穂別では、隠さずに生きざるをえないのですか? 
差別偏見は都会と違いますか?

●東京で精神科の訪問看護師をしています。
穂別町では、精神科の訪問看護はありますか? 

●精神疾患になる人は、役割や対話がないことに悩んだりすると思うのですが、お話を聞いて、穂別のようなところだと役割とか対話がありそうな気がしました。
そうしたことで悩む人は少ないのですか?

 

 

▼ 開催後アンケートより(一部抜粋)

開催後のアンケートから、一部ご紹介します。

●50代から勉強し直して、僻地医療にチャレンジされたお話をサラッとされていましたが、ご苦労も多かったと思います。
自分も50代ですが、「何かを始めるのに遅いということはない」というのを実際に聞かせてもらって、力づけられました。
(匿名希望)

●穂別で医療、福祉、介護がワンストップという部分がとてもうらやましく思った。
連携が大事と思って、それなりに何とかしようとしてもそこまでの構造になっていない。
「病気の何とかさん」でなく、その人のできることをしてもらってみんなの生活が成り立っているところが、自然にリハビリになっていると思った。
(匿名希望)

●参加する前までは医者になる話を聞いても関係ないと思っていたが、地域医療の現状や住民と当事者の関係の話など、予想外によかった。
聞きやすい話し方をする方だと思った。特別な話し方はしていないのに。
(匿名希望)

●同じく北海道在住で再研修も考えている精神科医師として、むかわ町や香川先生の奮闘について興味深く聞きました!
(匿名希望)

 

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