コンボの動き:こころの元気+活用セミナー「精神科の薬Q&Aと最新トピックス」報告(204号)


コンボの動き(203号)
vol.12 コンボが主催・開催した活動や今後の開催予定です。
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○2023/12/16会場&オンライン開催 ※次回は→コチラ
こころの元気+活用セミナー(こころの元気+まつり)

「精神科の薬Q&Aと最新トピックス」報告

筆者:コンボ事務局

 

 2023年12月16日に、競輪の補助を受けて「こころの元気+活用セミナー(通称「こころの元気+まつり」)」を開催しました。

『こころの元気+』の特集や連載を「実際にやっちゃいます!」をコンセプトに執筆者が話したり質問に答えるイベントで、会場とオンラインの同時開催でした。


テーマは「精神科の薬」

 今まで薬の連載や特集で何度も執筆していただいた
精神科医の渡邉博幸さん(木村病院)と薬剤師の香取牧子さん(ACT-Aile)のお2人にご出演いただきました。

前半は講演
香取牧子さん(写真)から、ベンゾジアゼピン系薬剤や薬剤師とのつきあい方、訪問支援(ACT)の話などをしていただきました。

次に渡邉博幸さんから共同意思決定(SDM)や剤形、抗精神病薬や薬の出荷停止とその影響など最新のトピックについても話していただきました。

後半は質疑応答(Q&A)
参加者からの質問に答えていただくQ&Aで、会場とオンラインで、次のような質問が寄せられました。

(左:質問に答える渡邉博幸さんと、右:司会の宇田川健さん)


Q眠れないとき睡眠薬を追加していいのか?

クロザピンが使えるか、使えないかの基準は?
複数の抗精神薬が出ているがだいじょうぶか?
Q薬をもらわなくなっても、治療は受けられるのか?
5年経った薬でも主治医は「のんでいい」と言うが?
薬をのみたがらない人にどのように説明すればよいのか?

渡邉さんと香取さんから、これらの質問に答えていただきました。

 

開催後アンケート
開催後のアンケートから一部抜粋して掲載します。

●貼り薬があることは初めて知りました。
咳止めが不足していることは把握していましたが、抗コリン薬出荷停止・出荷調整になっていること、抗コリン性の副作用も改めて勉強になりました。
(匿名希望)

●とても参考になりました。
ずっと疑問に思っていた薬についての疑問もわかったし、
他の方々の質問も「それ私も知りたかった」と思うものもあり、具体的に専門家の方々に答えてもらえてわかりやすかったです。
(きゅんさん)


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