コンボの動き ○戻る
vol.97 コンボが主催・開催した活動や今後の開催予定です。
○2021/10/16と10/17
「リカバリー全国フォーラム2021」報告
コンボ事務局
2021年10月16日・17日の2日間、オンラインによる「リカバリー全国フォーラム2021」を開催しました。
「今こそ考えるピアサポート~人と人とが支え合うことの意味」をテーマに、基調講演やトークライブ、シンポジウム、10企画の分科会が開かれ、千人以上もの参加申込のもと、無事終了することができました。
多くの方々のご協力に心より御礼申し上げます。
ここで、各プログラムとアンケートの一部をご紹介します。(プログラムは→コンボのホームページ)へ
【基調講演】
今年は東京大学先端科学技術研究センターの熊谷晋一郎(くまがやしんいちろう)さんに「ピアのたて糸とよこ糸」のテーマで講演していただき、その後、参加者からの質問にお答えいただきました。
▼アンケートの一部
●横の連携・コミュニケーションは業務等の中で意識はしていたが、巨人という表現で、先人達が積み上げてきた歴史・経験で今の自分があることを再認識できた。
また、相手によって同じ巨人でもスケールや大きさの違いがあること、自分自身もTPO、場面によって複数の巨人の上に存在していることに気づかされた。
相手の背景を尊重した支援者でありたいと感じた。
(Kjさん)
【トークライブ】
毎回人気の「トークライブ」は、出演者を募集し、10人の当事者の方々にZoomで自宅などから出演してもらい、「世界に伝えたい私のリカバリー」について話していただきました。
▼アンケートの一部
●参加者の方達が、自分のためではなく、誰かに伝えたい思いの人達が多かったことが印象に残りました。
(やまさん)
●オンラインでもトークライブができるんだな…と驚くと同時に、皆さんの熱い思いが伝わってきてよい企画でした。
(匿名希望)
【シンポジウム】
ピアサポートに取り組む、さまざまな立場(団体)の8人が集い、前半は講演方式で、後半はQA方式で話していただきました。
▼アンケートの一部
●さまざまな視点からの話を聴けました。
厚生労働省・断酒会・全国「精神病」者集団など、それぞれの伝えたいことがわかりました。
各団体の方達の議論は「もっと聴きたい」と思いました。
一見違うようですが、根底には「人として大切に扱われたい」という共通の想いがあるように感じました。
日本の精神保健福祉をさらによくするために、この方達が協力してくださるといいなと思います。
(さばがらさん)
【分科会】
10企画の分科会は、それぞれオンラインを活かした講演やQA機能を活用した参加者とのやりとりなどで進めました。
分科会のテーマはさまざまです。どんなプログラムだったかはコンボのホームページでごらんください。
【新たな企画】
今回のフォーラムでは、
昼の時間に
「こころの元気+まつり
お困りですか。では他の人に聞いてみましょう(JKA助成事業)」や
「こんぼ亭リターンズ」、(☆こんぼ亭は→コチラ)
初日の最後には
「オンライン交流会」などの
初の企画も行いました。
こんな感想をいただきました。
▼アンケートの一部
●当事者同士が、お困りごとに答える企画は、リカバリーフォーラムらしくてよかったと思います。
(AKIさん)
●(こんぼ亭の)今までの雰囲気がつかめて楽しかったです。
(サトコママさん)