ACTブロック別研修会 中部は終了いたしました。ご参加いただいた方々には厚く御礼申し上げます。
ACT全国ネットワークと共催
ACTブロック別研修会 中部(日本財団助成事業)のお知らせ
認定NPO法人コンボでは日本財団より助成を受け、ACT全国ネットワークと共催で、ブロック別研修会を開催することとなりました。
今回はテーマを「病院から地域へ、その後は?」と設定し、中部地区を含む全国6箇所でこのテーマを参加者の皆さんと考えていきたいと思います。
【日時】 2016年3月19日(土) 10:00~16:30 ※受付 9:30
【会場】 なゆた浜北3F 大会議室
(静岡県浜松市浜北区貴布祢3000) 遠州鉄道「浜北駅」下車 徒歩1分 アクセスはこちらから
【講師・内容】 テーマ: ネットワーク・対話・家族 ~病院から地域、その後は?~
地域生活を支える新しいプログラム メリデン版家族支援(ファミリーワーク)/オープンダイアローグ
10:00-12:00 事例検討
重い精神障がいのある方と高齢のご家族について実際の事例を通じて考えていきます。ご本人へのACTチームへの関わりとしてTeamぴあ・成年後見人が、父親への関わりと地域の実情などについて地域包括支援センターが報告します。ご本人と家族双方に地域の様々な資源が関わった事例を検討し、フォーマル・インフォーマル両方からのネットワークのあり方について参加者全員で考えていきます。
13:30-16:30 公開講座
① メリデン版家族支援(ファミリーワーク)を学ぶ 講師:佐藤純氏(京都ノートルダム女子大学)
英国バーミンガムのメリデン地方で開発され、実践されている家族支援です。
個々の家族に対する、訪問による、本人も含めた家族全体への支援が特徴です。イギリスの統合失調症ガイドラインにおいても、代表的な効果のあるプログラムの一つとされています。
現在、日本においてはみんなねっとにより、このファミリーワークを日本に広めて、本人と家族が共に支援される社会の実現をめざすための取り組みが始まっています。
② オープンダイアローグを学ぶ 講師:下平美智代氏(特定非営利活動法人リカバリーサポートセンターACTIPS)
精神疾患を初めて発症した人たちの自宅を医療機関のスタッフが訪れ、本人や、家族ほか本人の親しい人たちと一緒に『開かれた対話』を行う治療法です。
1980年代、フィンランドの西ラップランド地方で開始され、すでに約30年にわたる実績があります。英米など、世界各地でこの方法を取り入れる動きがあり、日本でも現在注目が高まっています。
※公開講座のあと1時間程度の時間を設け、今後の本人・家族支援のありかた、今日学んだことを日々にどう生かすかなどを、全体で話し合う場を設けたいと思っております。
【参加費】 当日 4,000円 ※当日受付でお支払いください。
☆チラシはこちら☆ 事前申込みは終了しているため、裏面の申込書はご利用になれません。ご了承ください。
【お問い合わせ先】
ACT全国ネットワーク中部ブロック研修事務局 相談支援事業所ぴいす
TEL:080-8262-4321 E-mail: acthamamatsu2013@gmail.com
【主催】認定NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ/ACT全国ネットワーク