特集1 休み方アンケート(173号) ○戻る
コンボでは、2021年7月号の「休み方がわからない」でアンケートを行いました。
回答してくださったのは賛助会員と無料メール会員の方々です。
アンケートにご協力いただいた皆様に心より感謝いたします。
◆アンケートについて◆
〇アンケート実施期間: 2021/4/15~5/5のネット調査
〇有効回答者数:103人
〇対象:精神疾患のあるご本人
〇募集:コンボお知らせメール便などでよびかけ
Q1:担当医から「休んでください」と言われたことがありますか?
ある | 74人 | 72% |
ない | 19人 | 19% |
わからない・覚えていない | 9人 | 9% |
有効回答数 | 102人 | 100% |
Q2:担当医から「どれくらいの期間休んでください」と言われましたか?
しばらく | 25人 | 34% |
1か月ぐらい | 14人 | 19% |
体調が回復するまで | 13人 | 18% |
1~3週間ぐらい | 7人 | 9% |
2か月以上 | 6人 | 8% |
覚えていない | 6人 | 8% |
2か月ぐらい | 3人 | 4% |
有効回答数 | 74人 | 100% |
Q3:そのとき主治医から、何をどのように休むように言われましたか?
近いものをすべて選んでください。(複数回答可)
今やっていること(仕事・学校・家事等)を休むように言われた | 50人 | 68% |
好きなことはしていてもよいと言われた | 19人 | 26% |
家の中などで普通に過ごしてよいと言われた | 11人 | 15% |
特に説明はなかった | 11人 | 15% |
仕事・学校・家事等で疲れないように言われた | 10人 | 14% |
ときどき軽い運動などをしてもよいと言われた | 10人 | 14% |
寝ているように言われた | 8人 | 11% |
回答者数(複数回答) | 74人 | 100% |
Q4:担当医から「休んでください」と言われたとき、どのように感じましたか?
近いものをすべて選んでください。(複数回答可)
疲れていたので、休むことに違和感はなかった | 28人 | 38% |
肩の荷が下りて、ホッとした | 26人 | 35% |
やることがあるので、休みたくないと思った | 22人 | 30% |
「休む」ことの意味がわからず困った | 21人 | 28% |
特に何も感じなかった | 3人 | 4% |
回答者数(複数回答) | 74人 | 100% |
Q5:上記(Q4)の他に感じたことがありましたら、20文字以内でお書きください。
▽よいと感じていた回答
仕事が堂々と休めて嬉しい。
今の自分に必要なことなんだとわかった。
仕事を辞めれて楽になった
死ななくて済んだ。
▽よくないことと感じていた回答
今立ち止まったら人生終わりだと思った
休んでしまうと職場のことが気になった。
安堵と同時に復職するときの困難を感じた
社会とのつながりがなくなって不安
嫌だった
休み方がわからず不安になった
私の本来の姿が理解されていないと感じた。
当時は焦りがあり早く戻したいと思った
上司にどう報告していいかわからない
私は絶対休まないと反抗心があった
休んでいる場合じゃないと思った。
休みを下さいと言いにくかった。
困ったことになるのを理解されず平行線
医者からの上から目線は止めて欲しい
いつになったら幻聴が取れるか心配だった
一般就労から作業所などに戻りたくなかった
会社を解雇されるが、医者は、患者の生活?
休んでても仕事の事が気になっていた。
結果的に休む決断が出来なかった
自由にさせてほしい
職場復帰は無理だと思った
「主婦が休む」となると入院するしかない。
家族関係に疲れているので、休みようがない
最初の退院後は家の手伝いもしんどかった
▽その他
なぜ退院後はデイケアなのか疑問に思った
休んだらいけないって考えがあったから「休む」ことの意味がわからず困った。
静かなホテルのような空間で休みたかった。
発病の時期や重度により変わる
休めばすぐ病気が治ると思っていた
Q6:実際に休み始めてからは、どのように感じましたか。
近いものをすべて選んでください。(複数回答可)
いつまで休むか先行きが見えずに不安 | 34人 | 46% |
もと(学校・職場・役職など)に戻れるのか不安 | 34人 | 46% |
休むことに罪悪感を感じていた | 33人 | 45% |
早くよくならないかとあせった | 31人 | 42% |
どう過ごしていいのかわからず困った | 30人 | 41% |
ゆっくり休んでよくなろうと思った | 28人 | 38% |
「休んでていいんだ」とホッとした | 27人 | 36% |
なぜ休む必要があるのかわからず困った | 11人 | 15% |
好きなことができるとうれしかった | 8人 | 11% |
回答者数(複数回答) | 74人 | 100% |
Q7:上記(Q6)の他に感じたことがありましたら、20文字以内でお書きください。
▽よいと感じていた回答
できそうなことをやらないのも勇気
他の方の意見のおかげで休むことができた。
長年疲れてきたので、これでゆっくり休める
▽よくないと感じていた回答
欠勤明けの上司との面談が憂鬱。
からだは休めたが心は焦りで一杯だった
また働けるのだろうかという不安
意味がなかった
家族に申し訳なかった
見通しが立たない感じで不安だった
仕事を休むことで焦りを感じた
自分が病気である自覚なく休む必要ない
心が休めないので、楽でなかった。
先行きが不安だった。
母との共依存関係が再開する不安
いつまでデイケアに縛りつけるんだ。
元の生活に戻れるか心配だった。
眠りたいのに眠れなかった。
仕事を休んだら怠け癖や仕事力が落ちる
生活費が心配だった
休む程の体調ではないと感じた。
▽その他
早く復職したい
結局休めなく、様子見ながら。
入院期間について丁寧に説明して欲しい
必要だけ休み、自分でわかるとよい
Q8:休んでいたとき、どのように過ごしていましたか(あるいは、過ごしていますか)?
近いものをすべて選んでください。(複数回答可)
ほとんど寝たり、横になっていた | 43人 | 60% |
外に出ず、スマホやPC、本、テレビなど | 31人 | 43% |
趣味や、やりたいこと | 25人 | 35% |
ウォーキング、ストレッチなどの軽い運動 | 23人 | 32% |
地活やデイケア、ピアグループなどに参加 | 17人 | 24% |
図書館で過ごしていた | 9人 | 13% |
マラソン、水泳、球技などのスポーツ | 6人 | 8% |
回答者数(複数回答) | 72人 | 100% |
Q9:過ごし方で上記(Q8)の選択肢にあてはまらない過ごし方があれば、20文字以内でお書きください。
状況により、使い分ける
トイレ以外に寝床から動けなかった
みんなのいえチャオ!に行っていました。
やる人がいないから食事はある程度作った
ゆっくりしていた
音楽を聴いていた
音楽療法ボランティア活動していた。
家事を主にやっていた
休まず仕事を続ける選択をした
犬の散歩
実母との依存関係に再び巻き込まれた
親と離れて部屋に籠り、外界と遮断した。
体験農業に参加した。
入院していた。
入院して治療を受けた
美味しいものを食べたりしていた。
閉鎖病棟に入院しました。
保護入院していた
簿記、介護。創業などの講座に通った
余力を残して仕事や家事をしている。
徘徊
Q10:今現在の診断名をお教えください。(複数回答可)
診断名(複数回答) | 人数 | 割合 |
統合失調症 | 50人 | 49% |
双極性障害 | 21人 | 20% |
うつ病 | 17人 | 17% |
発達障害 | 17人 | 17% |
境界性パーソナリティー障害 | 2人 | 2% |
診断名がわからない・教えられていない | 1人 | 1% |
その他 | 17人 | 17% |
回答者数(複数回答) | 103人 | 100% |
Q10:年齢を教えてください。
年代 | 人数 | 割合 |
20代 | 4人 | 4% |
30代 | 25人 | 24% |
40代 | 44人 | 43% |
50代 | 28人 | 27% |
60代 | 1人 | 1% |
70代 | 1人 | 1% |
回答者数 | 103人 | 100% |