在庫状態 : 在庫有り
A4判40頁
執筆: 土屋徹(office夢風舎)
坂本明子(久留米大学精神神経科学教室)
内野俊郎(久留米大学医学部)
監修: 伊藤順一郎
本書の内容
第1章 病気の経過と回復までのプロセス
第2章 薬の作用とじょうずなおつきあいの仕方
第3章 薬の役割~副作用とその対処~
第4章 再発をなるべく減らすために
第5章 これからの生活のために
この本の目的
病気や障害の経験をもつ人が再発を防ぎ、より充実した生活をおくるために、どうしたらよいのかがわかるようになることそれがこの本のめざすことです。
この本の特長
この本は病院などで行われている本人向けの学習会用テキストとしてつくられました。統合失調症とつきあっていくためには、病気のことを理解する必要があります。
この本は病気のご本人が知っておくとよい基礎知識を、たくさんのイラストや図などを盛り込んで、できるだけわかりやすく説明してあります。
また、自分が何をしたらよいのかを整理するために、いろいろと書き込んでいく箇所もあります。
このテキストを作成した筆者3人は、統合失調症の病気の方たちがどうすれば、病気のことを理解し、うまく病気とつきあっていくことができるようになるのか、ということを長年にわたって研究・実践されている方たちです。
その3人が普段使用しているテキストをさらに、加筆・改訂をしてつくりあげたのがこのテキストです。しっかりと活用して、自分の病気のことをきちんと知るための一助としてください。
この本を読んでわかること
統合失調症という病気がどのような症状があり、どのような経過をたどるのか
薬の作用や、副作用への対処などのつきあい方
再発を予防するための知識(再発のサインを知る)
夢と希望に満ちた生活を送るために大切にするべきこと
あなたの応援団をふやすための工夫